駐日中華人民共和国大使館

曖昧さ回避 駐日中国大使館」はこの項目へ転送されています。日中国交正常化以前の中華民国の大使館については「在日本国中華民国大使館」をご覧ください。
駐日本国中華人民共和国大使館
中华人民共和国驻日本国大使馆
地図
所在地東京都
住所東京都港区元麻布3丁目4番地33号
座標北緯35度39分22.6秒 東経139度43分38秒 / 北緯35.656278度 東経139.72722度 / 35.656278; 139.72722座標: 北緯35度39分22.6秒 東経139度43分38秒 / 北緯35.656278度 東経139.72722度 / 35.656278; 139.72722
開設1973年
大使呉江浩
ウェブサイト駐日中華人民共和国大使館

駐日本国中華人民共和国大使館(ちゅうにほんこく ちゅうかじんみんきょうわこくたいしかん、中国語: 中华人民共和国驻日本国大使馆英語: Embassy of the People's Republic of China in Japan)は、中華人民共和国日本国に設置している大使館である。

概要

1972年9月29日に、中華人民共和国の首都北京市にて、日本国内閣総理大臣田中角栄と中華人民共和国国務院総理周恩来の両者が署名した『日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明』に基づき、両国間の国交が樹立(日中国交正常化)したことを受け、両国間の駐在公館開設が決定した。

これを受けて中華人民共和国は1973年、東京都に設置し、初代特命全権大使として職業外交官の陳楚(中国語版)を派遣し、着任させた[1]。爾来、2023年時点で13人の駐日特命全権大使が派遣されている。

駐日中華人民共和国大使

詳細は「駐日中国大使」を参照

第13代駐日中華人民共和国特命全権大使は呉江浩2023年3月21日に着任した[2]

歴代大使からは、外交部長(外務大臣に相当)を輩出している。2004年から2007年にかけて駐日大使を務めていた王毅が、2013年より外交部長を務めている[3]

施設概要

この地は、大正時代には後藤新平(第7代東京市長)の私邸が在り、昭和時代には駐日満洲国大使館、戦後は、断交前の駐日中華民国大使館が設置されていた[4]

商務部

中国大使館商務部は大使館の敷地内にはなく、東京都港区南麻布5丁目8-15にあり、スイス大使館の道路を挟んで反対側にある。

  • 中国大使館 経済商務部全景
    中国大使館 経済商務部全景
  • 中国大使館 経済商務部の隣にスイス大使館
    中国大使館 経済商務部の隣にスイス大使館
  • 経済商務参賛処
    経済商務参賛処

領事館

在福岡中国総領事館

東京以外に、下記の都市に総領事館を設置している。

逸話

放置違反金踏み倒し

駐日中華人民共和国大使館の外交官は「外交特権」を悪用し、日本国内において外交官ナンバーによる放置違反金踏み倒しをすることが多く、警察庁の「放置違反金・踏み倒し全リスト(2021年度)」によると中国はロシアに続くワースト2位の638件(16%)とされる[5]

関連項目

脚注

  1. ^ 1973年03月27日 中國駐日本首任大使陳楚到達東京就職 詭事基地
  2. ^ 呉江浩新任大使が着任 - 中華人民共和国駐日本国大使館
  3. ^ 王毅外交部長就任 駐日大使を経験--人民網日本語版--人民日報
  4. ^ 麻布十番・元麻布・南麻布歴史散策マップ (PDF) あざぶ達人倶楽部
  5. ^ (3ページ目)違法駐車、飲酒運転が当たり前! 外国大使館の「違反金踏み倒し」ワースト1位はどの国? | デイリー新潮
  6. ^ 中国共産党の対日スパイ機関の総本部? 秋葉原の「海外派出所」に実際に“泊まってみた” | 文春オンライン
  7. ^ 捏造と訴える代表理事との主なやりとり:朝日新聞デジタルュース
  8. ^ 秋葉原に中国「警察拠点」? 捏造と訴える代表理事との主なやりとり:朝日新聞デジタル

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、駐日中華人民共和国大使館に関連するカテゴリがあります。
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