Db4o

db4o
開発元 db4objects Inc
最新版
6.4.48.10991 / 2007年9月18日
最新評価版
7.2.48.10988 / 2008年2月20日
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 オブジェクトデータベース
ライセンス GNU General Public License
公式サイト http://www.db4o.com/
テンプレートを表示

db4o は、高性能で組み込み可能なオープンソースオブジェクトデータベースであり、Java.NET から利用できる。

カリフォルニア州サンマテオ郡の db4objects, Inc. が開発・販売・サポートしている。

歴史

2000年、チーフアーキテクトの Carl Rosenberger が開発し、2001年に初めてリリースされた。当初から100以上の企業が顧客となり、2004年に商用化される以前からミッションクリティカルなアプリケーションに向いていることが証明されていた。

ライセンス

db4o の完全バージョンはデュアルライセンスで提供されている。1つはオープンソースのGPLであり、簡単にダウンロードし、評価し、GPL準拠のプロジェクトで利用できる。商用ランタイムライセンスは db4objects の保障つきであり、GPLでない商用製品への db4o 組み込みを考えている企業向けである。

サポート

db4objects は商用版購入者向けにポータルを開設しており、24時間体制のサポートを行っている。メンバーは全購入ランタイムの更新を無料で受けることができる。

機能

  • 任意のオブジェクトを1行のコードで格納できる。
  • クライアントや他のソフトウェアコンポーネントにエンドユーザーからは全く見えない形で組み込み可能である。db4o 単体をインストールする機構は不要で、400KB ほどしか消費しないライブラリの形で配布可能。
  • Java SDK 1.1 から 5.0 までをサポートしており、Java EEJava SE で動作可能。リフレクションのある Java ME の方言(CDC、PersonalProfile、Symbian、Savaje、Zaurus)でも動作可能。また、リフレクションがない Java ME についても要求があれば対応可能。
  • 文字列ベースのAPI(SQL、OQL、JDOQL、EJBQL、SODA)を使わずにプログラミング言語(Java、C#、VB.NET)で直接データベースにアクセスできる(ネイティブクエリ機能)。

主要ユーザー

脚注

  1. ^ “BMW”. 2007年6月12日閲覧。
  2. ^ “Boeing”. 2007年6月12日閲覧。
  3. ^ “Bosch”. 2007年6月12日閲覧。
  4. ^ “Intel”. 2007年6月12日閲覧。
  5. ^ “Ricoh”. 2007年6月12日閲覧。
  6. ^ “Seagate”. 2007年6月12日閲覧。

外部リンク

  • db4o - database for objects (open source)
  • The busy Java developer's guide to db4o (IBM Technical Library)
典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
  • ドイツ