開平府

開平府(かいへいふ)は、モンゴル帝国(元朝)のクビライ・カアンモンゴル高原に建設した町。のちに開平府は、上都と呼ばれた。開平府は、元朝の首都ではなく、春から秋にかけてハーンの宮廷がモンゴル高原の各地を移動中の補給地であった[1]。西洋ではザナドゥ(Xanadu、Zanadu、Shangdu)とも呼ばれる。

脚注

  1. ^ 「皇帝たちの中国」岡田英弘 著 ISBN 4-562-03148-4

関連項目