脳血管性認知症

脳血管性認知症
概要
診療科 精神医学, 神経学
分類および外部参照情報
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脳血管性認知症(のうけっかんせいにんちしょう、: Vascular dementia)は、多くは突然発症し、脳梗塞脳出血など血管に異常が起きた結果、認知症になるものである[1]。脳に何らかの障害が残った状態、後遺症として進行し、障害された部位によって症状は異なるので、麻痺や感覚障害など神経症状を含め、障害された機能と障害されていない機能が混在する。

画像診断にて確定される[1]

2017年6月1日、上村麻衣子医学研究科特定研究員、眞木崇州同助教、梶誠兒同博士課程学生らの研究グループは、慢性脳低灌流などで発症する小血管性認知症の患者7名と、認知症ではない同年代の6名の脳内を解析し、脳の血管内で骨形成蛋白質4(bone morphogenetic protein 4:以下、BMP4)と呼ばれる分子が、通常よりも多く発現していることを発見した。[2]

脚注

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  1. ^ a b 王立オーストラリア総合医学会 2006, p. 26.
  2. ^ 日本経済新聞 2017年6月5日朝刊

参考文献

  • 王立オーストラリア総合医学会 (2006-03), Medical care of older persons in residential aged care facilities (silver book), The Royal Australian College of General Practitioners, ISBN 0-86906-212-3, https://web.archive.org/web/20170928185609/http://www.racgp.org.au/your-practice/guidelines/silverbook/  - 老人の在宅および施設ケアガイドライン

関連項目

精神行動の障害(ICD-F - 290-319)
 
認知症
その他
 
統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害
 
神経症 - ストレス関連 - 身体表現性障害
不安障害
恐怖症
その他
適応障害
身体表現性障害
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生理的・身体的
摂食障害
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性機能障害
  • 性的欲求(性欲低下障害 - 性欲亢進)
  • 性的関心・興奮 (女性の性的関心・興奮障害)
  • 勃起障害
  • オルガスム(無快楽症 - 射精遅延 - 早漏 - 性的冷感)
  • 疼痛膣痙 - 性交疼痛)
産後
 
成人のパーソナリティと行動
その他
 
小児の精神障害
精神遅滞
  • X連鎖精神遅滞
  • (Lujan-Fryns症候群)
精神発達(発達障害
感情・行動の障害
 
未分類
カテゴリ Category:精神障害
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