編笠山
この項目では、八ヶ岳連峰(山梨県、長野県)の編笠山について説明しています。大阪府の編笠山の説明については「編笠山 (大阪府)」をご覧ください。 |
編笠山 | |
---|---|
権現岳より望む編笠山と青年小屋 | |
標高 | 2,523.72 m |
所在地 | 日本 山梨県北杜市 長野県諏訪郡富士見町 |
位置 | 北緯35度56分30秒 東経138度20分42秒 / 北緯35.94167度 東経138.34500度 / 35.94167; 138.34500座標: 北緯35度56分30秒 東経138度20分42秒 / 北緯35.94167度 東経138.34500度 / 35.94167; 138.34500 |
山系 | 八ヶ岳連峰 |
種類 | コニーデ型火山 |
| |
プロジェクト 山 | |
テンプレートを表示 |
編笠山(あみがさやま)は、八ヶ岳連峰の最南端に位置する標高2,524mの山。1964年(昭和39年)6月1日に八ヶ岳中信高原国定公園に指定され[1]、山梨百名山[2]に選定されている。
概要
編笠を伏せたなだらかな山容が山名の由来とされている[3]。山頂は森林限界のハイマツ帯で、北斜面などに大きな岩塊がある。西山麓に武田信玄が開設した「棒道」が残る[4]。権現岳に向かう登山道上には「ノロシバ」と呼ばれる小ピークがあり、16世紀後半に高坂弾正が狼煙台を置いた場所とされている[3]。
登山
登山道
八ヶ岳の南部には八ヶ岳主峰として赤岳、権現岳、編笠山と南アルプスの眺望が楽しめる。この山々のルートは鎖場も多く勾配もあり気をつけて歩く場所でもある。[5]
各方面からの登山道があり、八ヶ岳縦走時に登られる場合がある。山腹の東側に巻道がある。
ただし、この県道は冬期閉鎖になる。
周辺の山小屋
- 青年小屋
- 権現小屋
- キレット小屋
- 赤岳頂上山荘
周辺の山
八ヶ岳の最南部にあり、山頂からは南アルプスや八ヶ岳などの360度の展望が得られる。富士川支流の源流の山で、その水は太平洋へ流れる。
山容 | 名称 | 標高 (m) | 三角点 等級 | 編笠山との 距離(km) | 方角 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
赤岳 | 2,899.17 | 一等 | 3.9 | 北北東 | 日本百名山 | |
権現岳 | 2,715 | 1.6 | 北東 | |||
西岳 | 2,398 | 1.3 | 北西 | |||
編笠山 | 2,523.72[6] | 二等 | 0 | |||
甲斐駒ヶ岳 | 2,967 | 一等 (2,965.58m) | 22.6 | 南南西 | 日本百名山 |