油箪(ゆたん)は、箪笥や長持などにかけられるカバー。油単とも表記される。現代では特に桐箪笥用のカバーを指すことが多い。
元々は「物を包むために使われる油を引いた布や紙」を指し、風呂敷や敷物の一種であった[1]。
時代が下るにつれ意味が変化し、特に箪笥・長持のカバーを指す名称として使われるようになった。 婚礼調度の一つだった時期もあった[2]。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ ゆたん 【油単】 - goo辞書
- ^ 葵紋亀甲繋文唐織油箪 - 名古屋開府400年 徳川美術館開館75周年記念 特別展 国宝 初音の調度|企画展案内|徳川美術館
関連項目