水彩色鉛筆

カランダッシュ製の水彩色鉛筆

水彩色鉛筆(すいさいいろえんぴつ、: water-soluble/watercolor/aquarelle pencil)とは、「親水性溶媒で練り上げた顔料を細長く固めた芯(鉛筆芯)」を軸(鉛筆軸)で挟んで持ち易くした色鉛筆の一種である。また水溶性色鉛筆水性色鉛筆とも呼ばれる。

筆跡の水への溶け易さによって硬質・軟質に分類されている[1]

特徴

普通の油性色鉛筆との最大の違いは、乳化剤の添加などによって水溶性の芯が使用されている点にある。

描いたところに水筆などでを加えると、顔料が水に溶け出し水彩のようなタッチを表現できる。

加える水の量によって、様々な風合いを描き出すことができる。雨に濡れれば溶け出すため野外制作では注意する必要がある。

主なメーカー

脚注

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  1. ^ ターレンス.

参考文献

  • 絵を描く.com - 画材の救急箱 絵具の種類 02.色鉛筆, 全日本画材協議会, 2003年7月, 2014年8月30日閲覧.
  • ターレンスクラブ 画材知識, ターレンスジャパン, 2014年8月30日閲覧.

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、水彩色鉛筆に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • 画家による作例・画材解説
    • 札幌の水彩色鉛筆画家 イラストレーター鈴木周作 ~水彩色鉛筆画の描き方&おすすめ画材~ - ウェイバックマシン(2003年10月11日アーカイブ分)
    • 水彩色鉛筆画ギャラリーと描き方 クルール*クレール - Ishikawa Michiko -
典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
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