歴史書一覧

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歴史書一覧(れきししょいちらん)は歴史書の一覧。地域・年代順。一部厳密に分類すると「歴史物語」に属し、史料としては価値が劣るものも含むので取扱いについては注意する。なお、用語としての「歴史書」については歴史書の項目を参照。

日本

飛鳥時代

奈良時代

平安時代以降

江戸時代以降

琉球

西洋人による日本記述

近代以降

東アジア

中国

台湾

  • 台湾通史』(連横)
  • 『台湾人四百年史』(史明)

朝鮮半島

古代朝鮮半島関連の中国文献も参照

南アジア

インド

スリランカ

チベット

東南アジア

ベトナム

タイ

カンボジア

ミャンマー

  • 『玻璃年代記(မှန်နန်း မဟာ ရာဇဝင်တော်ကြီး マンナン・ヤーザウィン)』
  • 『大年代記(မဟာ ရာဇဝင်တော်ကြီး マハー・ヤーザウィン)』
  • 『ビルマ語王統史(မဟာ ရာဇဝင်တော်ကြီး) ヤーザウィンジョー』

インドネシア

  • ジャワ年代記(Babad Tanah Jawi)』(ジャワ語)
  • 『パララトン(Kitab Raja-Raja)』(カウィ語)
  • 『ナーガラクルターガマ(Nāgarakěrtāgama)』(プラパンチャ)

マレーシア

  • 『スジャラ・ムラユ(Sulalatus Salatin)』

中央ユーラシア

モンゴル

  • 元朝秘史』(著者不明、1240年、モンゴル語
  • 聖武親征録』(著者不明、漢語)
  • 『長春真人西遊記』(丘長春、漢語)
  • 『われらがタルタル人と呼びたるところのモンゴル人の歴史 (Historia Mongalorum quos nos Tartaros appellamus)』(プラノ・カルピニラテン語
  • 『旅行記 (Itinerarium)』(ウィリアム・ルブルック、ラテン語)
  • 東方見聞録(世界の叙述) (Il Milione)』(マルコ・ポーロイタリア語
  • 世界征服者の歴史 (Ta'rīkh-i jahān-gushāī)』(ジュヴァイニー、1260年、ペルシア語)
  • 集史 (Jāmi'al-Tawārīkh)』(ラシードゥッディーン、1324年、ペルシア語
  • 元史』(宋濂高啓など、1369年、漢語)
  • チャガン・テウケ』(モンゴル語)
  • アルタン・ハーン伝』(モンゴル語)
  • 蒙古源流(エルデニイン・トブチ)』(サガン・セチェン・ホンタイジ、1662年、モンゴル語)
  • シラ・トージ』(モンゴル語)
  • アサラクチ史』(シャンバ・エルケ・ダイチン、1677年、モンゴル語)
  • 『アルタン・トプチ (著者不明)』(モンゴル語)
  • 『アルタン・トプチ (ロブサンダンジン)』(ロブサンダンジン、モンゴル語)
  • 『アルタン・ナプチト・テウケ』(モンゴル語)
  • 『欽定外藩蒙古回部王公表伝(表伝)』(祁韻士、1779年、満州語,漢語,モンゴル語)
  • ガンガイン・ウルスハル』(ゴムボジャブ、1725年、モンゴル語)
  • 『蒙古世系譜』(ロミ、1735年、モンゴル語)
  • 『四オイラト史』(ガワンシャラブ、1737年)
  • 『アルタン・クルドゥン・ミンガン・ケゲストゥ・ビチク』(シレゲトゥ・グーシ・ダルマ、1739年、モンゴル語)
  • 『ジュンガル・ハン国史(1635年 - 1758年)』(ズラートキン、ロシア語
  • 『アルタン・トプチ (メルゲン・ゲゲン)』(メルゲン・ゲゲン、1765年、モンゴル語)
  • 『ボロル・エリケ』(ラシプンスク、1774年 - 1775年、モンゴル語)
  • 『四オイラト史』(バートル・ウバシ・トゥメン、1819年)
  • 『チンギス・カンよりティムール・ベイすなわちタメルランに至るモンゴル族の歴史(蒙古史、モンゴル帝国史)』(ドーソン、1834年 - 1835年、フランス語)

東トルキスタン

  • 『勝利の書』(ニザームッディーン・シャーミー)
  • 『于闐国懸記』(チベット語、8-10世紀)

西トルキスタン

西アジア

古代オリエント

イスラーム

  • 『預言者ムハンマド伝(Sīra Rasūl Allāh)』( イブン・イスハーク、8世紀)
  • 『伝記集成(Kitāb al-Ṭabaqāt al-Kabīr)』(イブン・サアド、9世紀)
  • 『諸使徒と諸王の歴史 (Ta'rīkh al-Rusul wa al-Mulūk)』(タバリー915年まで アラビア語)
  • 『エジプトおよびマグリブ征服誌(Futūḥ Miṣr wa Akhbārhā)』(イブン・アブドゥル=ハカム、871年没)
  • 『諸国征服誌(Futūḥ al-Buldān』(バラーズリー、892年没)
  • 『ヤアクービー史(Ta'rīkh al-Ya`qūbī)』(ヤアクービー、897年没)
  • 『長史(Kitāb al-Akhbār al-Ṭiwāl)』(ディーナワリー、895年没)
  • 『征服誌(Kitāb al-Futūḥ)』(イブン・アウサム・クーフィー、926年頃没)
  • 黄金の牧場と宝石の鉱山(Murūj al-Dhahab wa Ma`ādin al-Jawāhir)』 (マスウーディー 956年没)
  • 『諸国家の経験(Tajārib al-Uman wa Ta`āqib al-Himam)』(ミスカワイヒ、1030年没)
  • 『バイハキー史(Tārīkh-i Bayhaqī)』(アブー・ファズル・バイハキー、1077年没 ペルシア語)
  • 『歴史における胸臆の安息と喜悦の表象(Rāḥat al-Ṣudūr va Āyat al-Surūr dar Tārīkh)』(ラーヴァンディー、セルジューク朝史 1207年擱筆)
  • 『セルジュークの書(Saljūq Nāma)』(ザヒールッディーン・ニーシャープーリー、1186年頃没)
  • 『尊厳なる国事における尊厳なる命令(al-Avāmir al-`Alā'iyya fī al-Umūr al-al-`Alā'iyya)』(イブン・ビービー、ルーム・セルジューク朝史 13世紀)
  • 『タバリスターン史(Tārīkh-i Ṭabaristān)』(イブン・イスファンディヤール、1217年擱筆 ペルシア語)
  • 『歴史の完全なるもの(完史、全史) (al-Kāmil fī al-ta'rīkh)』(イブン・アスィール、アラビア語)
  • 『スルターン・ジャラールッディーン・マンクビルニー伝 (Sīrat al-sulṭān Jalāl al-dīn Mankubirnī)』(ムハンマド・アン=ナサウィー、1241年、アラビア語)
  • 世界征服者の歴史 (Tārīkh-i jahān-gushāī)』(ジュヴァイニー、1260年、ペルシア語)
  • 『ナースィル史話(Ṭabaqāt-i Nāṣirī)』(ジューズジャーニー、1260年、ペルシア語)
  • ファフリーの書(al-Fakhrī fī al-Ādāb al-Sulṭānīya wa al-Duwal al-Islāmīya)』(イブン・ティクタカー、1302年擱筆、アラビア語)
  • 『諸王国史略 (Ta'rīkh muḥtaṣar al-duwal)』(バル・ヘブラエウス、アラビア語)
  • 集史 (Jāmi` al-Tawārīkh)』(ラシードゥッディーン、1311年、ペルシア語)
  • 『国土の分割と歳月の推移 (Kitāb-i tajzīya al-amṣār wa tazjīya al-ā'ṣār)』(ワッサーフ・アル=ハズラト、1328年以降、ペルシア語)
  • 『ヘラート市礼讃における極楽園 (Kitāb-i rauḍāt al-jannāt fī auṣāf-i madīnat al-Harāt)』(ムイーヌッディーン・ムハンマド・アル=イスフィザーリー、1490-91年、ペルシア語)
  • 『尊厳なる系譜 (Mu'izz al-ansāb)』(著者不明、1427年、ペルシア語)
  • 『テュルクの系譜 (Shajarat-i Turk)』(アブル=ガーズィー・バハードゥル・ハン、チャガタイ語)
  • 『ザーヒル王伝 (Sīrat al-Malik al-Ẓāhir)』(Muḥī al-dīn ibn 'Abd al-Ẓāhir)
  • 『ザーヒル王伝抜萃国王美徳記 (Kitāb ḥasan al-manāqib al-muntaza'a min al-sīrat al-Ẓāhirīya)』(シャーフィー・アル=カーティブ、アラビア語)
  • 『日々年々の栄光、すなわちスルターン・マンスール王伝 (Tashrīf al-ayyām wa'l-'uṣūr fī sīrat al-sulṭān al-Malik al-Manṣūr)』(著者不明、アラビア語)
  • 『スルターン、国王、軍隊史 (Tawārīkh al-salāṭīn wa'l-mulūk wa'l-a'sākar)』(シャムスッディーン・アル=シュジャーイー、アラビア語)
  • 『人文各科訓練の範囲(文芸諸術における目的の達成) (Nihāyat al-arab fī funūn al-adab)』(アル=ヌワイリー(アラビア語版)、アラビア語)
  • 『輝ける星、エジプトとカイロの国王史 (Al-nujūm al-Ẓāhira fī mulūk Miṣr wa'l-Qāhira)』(ジャマールッディーン・アブル=マハースィン・ユースフ、アラビア語)
  • 『諸王国の知識の道、マムルーク王朝史 (Al-sulūk li ma'rifat duwal al-mulūk)』(アル=マクリーズィー、アラビア語)
  • 『スルターンたちとイスラム王朝の文化 (Kitāb fī'l-adāb al-sulṭānīya wa'l-duwal al-Islāmīya)』(著者不明、アラビア語)
  • 『諸王国視察旅行記 (諸都市の諸王国に関する視覚の諸道)(Masālik al-abṣār fī mamālik al-amṣār)』(アル=ウマリー(アラビア語版)
  • 『イスラームの歴史 (Ta'rīkh al-Islām)』(シャイフ・シャムスッディーン・アッザハビー、アラビア語)
  • 『イスラームの諸王国 (Duwal al-Islām)』(シャイフ・シャムスッディーン・アッザハビー、アラビア語)
  • イバルの書』(『歴史序説』)(イブン・ハルドゥーン
  • 『道程の書』(アル=マクリーズィー
  • 清浄の園 (Rauḍat al-ṣaffā)』(ミールホーンド、15世紀末〜1523年頃 ペルシア語)
  • 『伝記の伴侶(Ḥabīb al-Siyar)』(ホーンダミール、1524年以降、ペルシア語)
  • 『バーブル・ナーマ』(バーブル、チャガタイ語)
  • 『天文学者長の歴史 (Ta'rīkh-i münejjim-bāshī)』(アハマド・ブヌ・ムハンマド・ナディーム、1720年、トルコ語
  • 『歴史 (Ta'rīkh-i Qipchāq-khānī)』(キプチャク・カン、ペルシア語)

ユダヤ

アルメニア

  • 『アルメニア人の歴史』(アガサンゲロス)

ヨーロッパ

ギリシア

ローマ

ゲルマン

  • 『ゴート史(De rebus Geticis)』(ヨルダネス
  • 『ランゴバルド史(Historia Langobardorum)』(パウルス・ディアコヌス
  • 『ランゴバルド人の起源(Origo Gentis Langobardorum)』(著者不明)
  • 『ゴート・ヴァンダル・スエウィ王国史(Historia de regibus Gothorum, Vandalorum et Suevorum)』(イシドールス
  • 『西ゴート王国年代記(Chronica Regum Visigothorum)』(イシドールス)
  • 『歴史十巻(Decem Libri Historiarum フランク史)』(トゥールのグレゴリウス、ラテン語)
  • フレデガリウス年代記(Chronica Fredegarii)』『フレデガリウス年代記続編(Continuationes Fredegarii)』(著者不明)
  • 『カール大帝伝(Vita Caroli Magni)』(アインハルト
  • フランク王国年代記(Annales regni Francorum)』(著者不明)
  • 『フランクの歴史の書(Liber Historiae Francorum)』(著者不明)
  • 『メッス原初年代記(Annales Mettenses Priores)』(著者不明)
  • 『皇帝ルドヴィクスの生涯(Vita Hludovici Imperatoris)』(アストロノムス)
  • フルダ年代記(Annales Fuldenses)』(著者不明)
  • 『サンベルタン年代記(Annales Bertiniani)』(著者不明)
  • 『プリュムのレギーノの年代記(Chronicon)』(レギノ・プルミエンシス)

フランス

イギリス

イングランドスコットランドウェールズを含む。

ドイツ

イタリア

スペイン

  • 『ターリーフ』(イブン・ハビーブ、9世紀)
  • 『アンダルシア学者列伝』(イブン・アルファラディー)
  • 『グラナダ史』(イブン・アル=ハティーブ、14世紀)
  • 『スペイン全史』(ファン・デ・マリアーナ)
  • 『カトリック両王年代記』(フェルナンド・デ・プルガール)

北欧

デンマークノルウェースウェーデンアイスランドグリーンランドを含む。

東ローマ(ビザンツ)帝国

ハンガリー

  • 『ベーラ王の匿名の記録者による業績録』(著者不明。1196から1203年の間。原題 Gesta Hungarorum)
  • 『フン族とハンガリー人の業績録』(ケーザのシモン。1282から1285年の間。原題 Gesta Hunnorum et Hungarorum)
  • 『彩飾年代記』(著者不明。1473年。原題 Chronicon Pictum)
  • 『ブダ年代記』(András Hess。1360年以前。原題 Buda Chronicle)

ポーランド

  • 『匿名のガルの年代記』(匿名のガル。1112から1118年頃。原題 Gesta principum Polonorum)

チェコ

  • 『コスマスの年代記(Chronica Boemorum)』(コスマス。1125年。)
  • 『ダリミルの年代記(Dalimilova kronika)』(ダリミル。1314年。)
  • 『ズブラスラブ年代記(Chronicon aulae regiae)』(ツィッタウのペトラ。1314年。)

ラトヴィア

  • 『リヴォニア地方年代記』(バルタザール・ルソヴ)

東スラヴ

近現代以降

近代歴史学確立以降の著名な歴史書。

アフリカ

エジプト

  • 『エジプト史』(マネト
  • 『エジプト・マグリブ征服史』(イブン・アブド・アルハカム、9世紀)
  • 『シリアの稲妻(サラーフ・アッディーン伝)』(イマード・アッディーン、12世紀)
  • 『花々のめずらしさ』(イブン・イヤース)
  • 『輝ける星、エジプトとカイロの国王史 (Al-nujūm al-Ẓāhira fī mulūk Miṣr wa'l-Qāhira)』(ジャマールッディーン・アブル=マハースィン・ユースフ、アラビア語)
  • 『諸王国の知識の道、マムルーク王朝史 (Al-sulūk li ma'rifat duwal al-mulūk)』(アル=マクリーズィー、アラビア語)

中央アメリカ・南アメリカ

メソアメリカ

カリブ海

アンデス

  • インカ皇統記(スペイン語版、英語版)』(インカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガ)
  • ペルー年代記(スペイン語版)』(シエサ・デ・レオン(スペイン語版、英語版))
  • 『インカ帝国遠征記』(フランシスコ・デ・ヘレス、ペドロ・サンチョ)
  • 『無名征服者によるペルー征服記』
  • 『ペルー王国の発見と征服』(ペドロ・ピサロ)
  • 『インカの反乱』(ティトゥ・クシ・ユパンギ)

オセアニア

ツバル

  • 『ツバル史(Tuvalu: A History)』(Simati Faaniu、Laloniu Samueluら)

関連項目