札幌黄

札幌黄(さっぽろき、さっぽろきい)とは玉葱の一種である。

札幌農学校に赴任したW.P.ブルックスが持参してきたイエロー・グローブ・ダンバースが起源とされている。

概要

北海道札幌郡札幌村において特産物となり、札幌市と合併後も市内の東区丘珠町およびその周辺で栽培が続けられてきたが、やがて栽培が難しい等の理由から栽培量が少なくなり、現在では札幌市内の一部のみで食べられる「幻の玉葱」と呼ばれている。

2007年8月3日、国際スローフード協会(本部:イタリア)により「食の世界遺産」といわれる「味の箱舟」に登録された。

特徴

  • 病気にかかりやすく果肉が柔らかい。果皮に傷が付きやすいため機械を使用しての収穫にはやや難がある。
  • 加熱調理することにより高い甘味と多汁が特徴。

後継品種

外部リンク

  • 国際スローフード協会 味の箱舟認定品目「札幌黄」
  • 東区特産のたまねぎ札幌黄(札幌市東区民ホームページ・ようこそひがしく)
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