後鼻漏

後鼻漏(こうびろう)[1]とは、慢性副鼻腔炎好酸球性副鼻腔炎アレルギー性鼻炎患者に見られる咽頭腔への膿汁流下のこと。慢性上咽頭炎、膿性痰、口臭歯肉炎慢性気管支炎肺炎、食道炎、慢性胃炎などの原因となる。

鼻水の一部が喉に回ることは誰にでもある生理的な現象であるが、その量が多くなったり粘性が強くなり付着してしまうと、喉に不快感を伴う[2]

治療

手術、洗浄、抗生剤投与などによる副鼻腔炎およびアレルギー性鼻炎の治療で改善する。

また、鼻うがいも効果的なことがあるが、耳鼻咽喉科医の指導の下に行う必要がある[2]

脚注

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  1. ^ 小学館. “後鼻漏 とは”. 家庭医学館. コトバンク. 2011年12月31日閲覧。
  2. ^ a b “鼻の症状:耳鼻咽喉科・頭頸部外科が扱う代表的な病気【症状から調べる】”. 日本耳鼻咽喉科学会. 2015年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月31日閲覧。

関連項目

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  • 聴診器
  • 呼吸音(英語版)
    • 吸気時喘鳴(英語版)
    • 呼気時喘鳴(英語版)
    • 断続性ラ音(英語版)
    • 類鼾音
    • いびき音(英語版)
    • スクウォーク(英語版)
    • 胸膜摩擦音(英語版)
    • 振盪音(英語版)
    • 気管支声(英語版)
    • 死前喘鳴
  • 誘発所見
    • 打診(英語版)
    • 胸声 (医学)(英語版)
    • 囁音胸声(英語版)
    • 山羊音
呼吸
(換気 (医学))
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