岩本雅之

発見した小惑星
(4835) 1989 BQ 1989年1月29日
(5399) 阿波 1989年1月29日
(5581) 三子 1989年2月10日
(6383) 徳島 1988年12月12日
(9943) 眉山 1989年10月29日
(22714) 土柱 1989年1月29日

岩本 雅之(いわもと まさゆき、1954年 - )は徳島県在住のアマチュア天文家コメットハンター。IAUの天文台コード872を持つ徳島の観測地から[1]、複数の小惑星彗星を発見している[2]

1990年1月21日水野義兼古田俊正が発見した小惑星(4951) 岩本は彼の名に因む[3]。この小惑星はほぼ同じ大きさの衛星をもっていることで知られる。

2013年3月11日にはわし座の領域に彗星を発見し、岩本彗星(C/2013 E2)と名付けられた[4]。この彗星の発見が評価され、2014年4月15日ハーバード・スミソニアン天体物理学センターより、2013年度のエドガー・ウィルソン賞(英語版)を受賞することが発表された[5]

2018年にはマックホルツ・藤川・岩本彗星(英語版)[6]、岩本彗星(C/2018 Y1)[7]を二か月の間に発見した。

脚注

  1. ^ IAUObscode 2021年6月12日
  2. ^ “Minor Planet Discoverers”. Minor Planet Center. 2010年7月6日閲覧。
  3. ^ “日本人が提案して命名された小惑星のリスト(番号順) (M.P.C.25976~28090)”. 東亜天文学会. 2014年4月23日閲覧。
  4. ^ “徳島の岩本さんが新彗星を発見”. アストロアーツ. 2014年4月23日閲覧。
  5. ^ “2013 Comet Awards Announced”. ハーバード・スミソニアン天体物理学センター. 2014年4月23日閲覧。
  6. ^ 新彗星を日本の天体捜索者が独立発見、国立天文台、2018年11月9日、同年12月30日閲覧
  7. ^ 新彗星を日本の天体捜索者が発見、国立天文台、2018年12月21日、同年12月30日閲覧