小松隆志

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曖昧さ回避 撮影監督の「小松高志」とは別人です。

小松 隆志(こまつ たかし、1967年12月30日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は三段跳1994年アジア競技大会銀メダリスト、2002年アジア競技大会銅メダリスト。高知県安芸市出身。高知県立安芸高等学校日本大学卒業。

経歴

安芸高校3年の国民体育大会で三段跳に出場し、15メートル81の日本高校新記録をマークして優勝。1994年、日本選手権で初優勝。広島アジア大会では16m88をマークして銀メダルを獲得した。1996年、アトランタオリンピックへの出場が有力視されていたが、コンディショニングに失敗し選考会であった日本選手権で3位に終わり、オリンピック出場を逸した。2000年シドニーオリンピックも落選した。その後は、地元で開催されるよさこい高知国体に出場するために現役を続行。2002年、調整なしで臨んだ日本選手権でまさかの優勝。釜山アジア大会日本代表に選出された。アジア大会では銅メダルを獲得。しかし、アジアで3位になったにもかかわらず、最も力を入れていたその年の高知国体では優勝を逸し、3位に終わった。2004年、日本選手権で準優勝し、アテネオリンピック出場の芽が出たが、最終選考会だった南部記念陸上で結果を残せず、またしても落選した。

備考

  • 高知県内での人気は抜群で、よさこい高知国体では最終炬火ランナーを務めた。
  • 日大卒業後は、高知県高校教員となる。その後、高知県公園協会、高知県スポーツ振興財団などを経て、高知県立高知農業高等学校教諭などを務めている。
  • ウェイトを重視せず、砂浜でのバウンディングなどを重視するという独自の調整法・練習法で知られた。
  • 語録:「継続は故障なり」 根性主義とは一線を画し、ユーモアの中にもオーバーワークをいさめる発言は、長く一線で活躍している彼ならではのものである。

主な出演番組

テレビ

ラジオ

関連項目

  • 日本陸上競技選手権大会の記録一覧
日本の旗日本陸上競技選手権大会 男子三段跳優勝者
1910年代
  • 18 原川五郎
  • 19 佐藤信一
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 20 池畠旭佳瑠
  • 21 山下祐樹
  • 22 伊藤陸
  • 23 池畠旭佳瑠
  • *は大会記録
  • 走高跳
  • 棒高跳
  • 走幅跳
  • 三段跳
  • 砲丸投
  • 円盤投
  • ハンマー投
  • やり投
 
陸上競技日本代表 - 出場大会
陸上競技日本代表 - 2002 釜山アジア大会
男子
女子
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  • ワールドアスレティックス