千代田市構想

千代田市構想(ちよだしこうそう)とは、東京都千代田区特別区からに移行する構想。

概要

東京都の事実上の内部機関ともいうべき特別区千代田区は、東京都と対等な立場であるべきだという論理[1]は、普通市・中核市政令指定都市などに分類されるが、当初は最低限の権限保有を目指すものである。しかし、東京23区特有の税収システム(例:都区財政調整制度, 固定資産税などの市町村税を都が徴収、ほか)などから他の22区が猛反発しており、構想倒れになりつつある。また、2014年では推計人口が市制要件の5万人を超えてはいるものの、オフィス街が多い千代田区では夜間人口が非常に少ない。

2019年石川雅己千代田区長は23区の首長としてはまだまだ不満が多い、として未だ特別区制度に疑義を呈している[2]

関連項目

出典

  1. ^ “イギリスだけではなかった 千代田区も東京23区からの離脱を画策(THE PAGE)”. Yahoo!ニュース. 2021年1月21日閲覧。
  2. ^ “【特集】『東京23区』から見える“大阪都構想”の課題は?『財政と権限』はどうなる(MBSニュース)”. Yahoo!ニュース. 2021年1月21日閲覧。

外部リンク

  • “平成13年第4回区議会定例会 招集挨拶”. 千代田区 (2001年11月28日). 2008年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月13日閲覧。(千代田区長 石川雅己挨拶)
  • 千代田区第3次基本構想(抜粋) (PDF) [リンク切れ]
  • “えっ「千代田市」!? 税収流出に不満爆発”. 東京新聞. 2001年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月13日閲覧。