レット・ミー・イン
『レット・ミー・イン』 | ||||
---|---|---|---|---|
ジョニー・ウィンター の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | イリノイ州シカゴ The Streeterville | |||
ジャンル | ブルース | |||
時間 | ||||
レーベル | ポイントブランク・レコード | |||
プロデュース | ディック・シャーマン、ジョニー・ウィンター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
| ||||
ジョニー・ウィンター アルバム 年表 | ||||
| ||||
テンプレートを表示 |
『レット・ミー・イン』(Let Me In)は、アメリカ合衆国のブルース・ミュージシャン、ジョニー・ウィンターが1991年に発表したスタジオ・アルバム。ヴァージン・レコード傘下のブルース・レーベル、ポイントブランク・レコードへの移籍第1弾アルバムとして発表された。
背景
アリゲーター・レコード時代のアルバムで共同プロデューサーを務めていたディック・シャーマンが再び起用された。また、アルバム『サード・ディグリー』(1986年)にも参加していたドクター・ジョンがゲスト参加。「ユー・ライ・トゥー・マッチ」はドクター・ジョンの曲で、1983年にドクター・ジョンとクリス・バーバー(英語版)が共演した際のライヴ音源がアルバム『On a Mardi Gras Day』(1990年)に収録されており[1]、また、ドクター・ジョンのスタジオ・アルバム『テレヴィジョン』(1994年)には「U Lie 2 Much」というタイトルで収録された。
反響・評価
本作はBillboard 200入りを逃すが、収録曲「イラストレイテッド・マン」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで36位に達した[2]。グラミー賞では最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞にノミネートされた[3]。
音楽評論家のThom Owensはオールミュージックにおいて「ブルースの楽曲で固められているが、ウィンターはロックン・ロールのルーツから離れておらず、彼のパフォーマンスにおける大きな音量と叩き付けるようなエナジーが、そのことを証明している」と評している[4]。
収録曲
- イラストレイテッド・マン - "Illustrated Man" (Fred James, Mary-Ann Brandon) - 3:39
- ベアフッティン - "Barefootin’" (Robert Parker) - 4:03
- ライフ・イズ・ハード - "Life Is Hard" (F. James) - 6:19
- ヘイ・ユー - "Hey You" (Mike Himelstein) - 2:43
- ブルー・ムード - "Blue Mood" (Jessie Mae Robinson) - 3:05
- シュガリー - "Sugaree" (Marty Robbins) - 2:56
- メディシン・マン - "Medicine Man" (Fisher, Douglas) - 4:28
- ユーアー・ハンバッギン・ミー - "You're Humbuggin' Me" (Morgan, Miller) - 2:43
- イフ・ユー・ゴット・ア・グッド・ウーマン - "If You Got a Good Woman" (Johnny Winter) - 4:23
- ゴット・トゥ・ファインド・マイ・ベイビー - "Got to Find My Baby" (John Heartsman) - 2:43
- シェイム・シェイム・シェイム - "Shame, Shame, Shame" (Jimmy Reed) - 4:20
- レット・ミー・イン - "Let Me In" (J. Winter) - 4:13
- ユー・ライ・トゥー・マッチ - "You Lie Too Much" (Mac Rebennack) - 4:08(LP未収録)
参加ミュージシャン
- ジョニー・ウィンター - ボーカル、エレクトリックギター、アコースティック・ギター
- ジェフ・ガンツ - エレクトリックベース、アップライトベース
- トム・コンプトン - ドラムス
- ドクター・ジョン - ピアノ(#2, #3, #6, #13)
- ケン・セイダック - ピアノ(#9)
- ビリー・ブランチ - ハーモニカ(#4, #9, #11)
- The WhoMe's' - バッキング・ボーカル(#4)
脚注
| |
---|---|
スタジオ・アルバム | ザ・プログレッシヴ・ブルーズ・エクスペリメント - ジョニー・ウィンター - セカンド・ウィンター - ジョニー・ウィンター・アンド - スティル・アライヴ・アンド・ウェル - テキサス・ロックンロール - 俺は天才ギタリスト - ナッシン・バット・ザ・ブルース - ホワイト、ホット&ブルー - レイジン・ケイン - ギター・スリンガー - シリアス・ビジネス - サード・ディグリー - ウインター・オブ'88 - レット・ミー・イン - ブルースは絆 - 永遠のブルースマン - ルーツ - ステップ・バック〜ルーツ2 |
ライヴ・アルバム | ライヴ - 狂乱のライヴ - トゥゲザー - ライヴ・イン・ニューヨーク'97 |
コンピレーション・アルバム | The Johnny Winter Anthology |
関連項目 |