フランシス・ガスリー

フランシス・ガスリー

フランシス・ガスリー(Francis Guthrie、1831年1月22日 - 1899年10月19日)は、イングランド生まれの南アフリカ共和国植物学者数学者である。

彼は1852年に数学者として、初めて、四色定理を提起した。四式定理は1976年に証明されるまで、難読な問題とされてきた。

人物

ロンドンで生まれた。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでジョン・リンドリーの元で学んだ。1850年に学士号を取得。

大学卒業後、ロンドンで弁護士として働いていた。しかし、1861年には南アフリカへ移住する。

グラーフ=ライネで植物学の講座を行い、そこで同じく南アフリカの植物学者であるハリー・ボーラスと親交を結ぶ。1875年には、ケープタウン大学の数学講師として赴任。1898年に引退するまで勤務していた。

四色定理を発見したきっかけは、1852年に法科学生だった頃に数学専攻である弟のフレデリック・ガスリー(英語版)に質問したのを発端にフレデリックは、オーガスタス・ド・モルガンに質問を伝えた。ド・モルガンは数式の疑問を直ちに理解を示し、四色定理として定式化された。

家族

  • 弟:フレデリック・ガスリー(英語版) - イギリスの物理学者、化学者
  • 娘:ルイーズ・ガスリー(英語版) - 南アフリカの植物学者。

外部リンク

  • フランシス・ガスリーの伝記
  • 四色定理について
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