フェルナンド・ガビリア

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はガビリア第二姓(母方の姓)はレンドンです。
フェルナンド・ガビリア
Fernando Gaviria
基本情報
本名 Fernando Gaviria Rendon
フェルナンド・ガビリア・レンドン
生年月日 (1994-08-19) 1994年8月19日(29歳)
国籍  コロンビア
身長 180cm
体重 70kg
選手情報
所属 モビスター・チーム
分野 トラックレース、ロードレース
役割 選手
特徴 スプリンター
アマチュア経歴
2013-2015 コルデポルテス・クラロ
プロ経歴
2015-2018

2019-2022
2023-
エティックス・クイックステップ
クイックステップ・フロアーズ
UAEチームエミレーツ
モビスター・チーム
主要レース勝利

ジロ・デ・イタリア
 ポイント賞(2017)
 区間通算5勝
ツール・ド・フランス 区間通算2勝
ティレーノ~アドリアティコ 区間通算2勝
ツール・ド・ポローニュ 区間通算3勝
ツアー・オブ・カリフォルニア 区間通算3勝
UAEツアー 区間優勝
ツアー・オブ・広西 区間通算2勝
ツール・ド・ロマンディ 区間1勝

世界選手権 オムニアム(2015,2016)
最終更新日
2023年4月30日

フェルナンド・ガビリア・レンドン(Fernando Gaviria Rendon、1994年8月19日 - )は、コロンビアアンティオキア県出身の自転車競技選手。

経歴

若いころから、トラックレースと主に中南米のロードレースで結果を残す。

2015年前半のツール・ド・サンルイスで、コロンビア・ナショナルチームとして出場し、マーク・カヴェンディッシュを破って第1ステージを勝利したことで一躍注目を集める[1]。更に第3ステージでも再度カヴェンディッシュを破り勝利することで、その実力が本物であることを証明した[2]。その後、カヴェンディッシュが所属するエティックス・クイックステップに同年8月からトレーニーとして加入。また、トラック競技のオムニアムでは世界王者となる。

2016年にはティレーノ~アドリアティコでワールドツアー初勝利を飾り[3]ツール・ド・ポローニュでは二度のステージ優勝を獲得し、山岳ステージまで総合ジャージを守りきった[4]。オムニアムでは世界王者の座を守った。

2017年、ティレーノ~アドリアティコ第6ステージにて、世界王者ペーター・サガンとの一騎打ちを制して2年連続区間優勝を手にした[5]ジロ・デ・イタリアでは第3、第5、第12、第13ステージで優勝。

2018年、ツール・ド・フランス第1ステージにて優勝、コロンビア人として15年ぶり、史上2人目のマイヨジョーヌ獲得となった[6]。その後、第4ステージにて勝利を挙げ[7]、第12ステージのラルプ・デュエズを前にレースを去った[8]

2019年、UAEチームエミレーツへ3年契約で移籍。

2023年、モビスター・チームへ移籍。

主な戦績

2012年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ ツール・ド・サンルイス2015第1ステージ 南米アルゼンチンでサンルイス開幕 カヴを打倒したコロンビアの20歳が金星
  2. ^ ツール・ド・サンルイス2015第3ステージ カヴィリアが再びカヴェンディッシュを打倒 登りスプリントで大会2勝目を飾る
  3. ^ ティレーノ〜アドリアティコ2016第3ステージ エティックスがレースを支配 オムニアム世界王者ガビリアのスピードが炸裂
  4. ^ ツール・ド・ポローニュ2016第4ステージ 「教科書通りのリードアウト」 総合首位のガヴィリアがスプリントで2勝目
  5. ^ ティレーノ〜アドリアティコ2017第6ステージ サンレモに向けて順調な仕上がり ガビリアがサガンとの接戦を制する
  6. ^ コロンビアに15年ぶりのマイヨジョーヌをもたらしたガビリア ウルフパックの勢いは止まらない
  7. ^ 再び落車が多発したブルターニュ初日 写真判定でサガンを下したガビリアが2勝目
  8. ^ 主役級選手たちが次々に去るツール 厳しすぎるコースとラフな観客たちによって引き起こされた事故 - cyclowired 2018/07/20 - 20:18

外部リンク

  • フェルナンド・ガビリア - サイクリングアーカイヴス(英語) ウィキデータを編集
  • フェルナンド・ガビリアのプロフィール - ProCyclingStats ウィキデータを編集