ジョルジュ・デスパーニア

ジョルジュ・デスパーニア
Georges d'Espagnat
デスパーニア作『Irina』(1900年代)
誕生日 1870年8月14日
出生地 フランス、ムラン
死没年 1950年4月17日
死没地 フランス、パリ
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ジョルジュ・デスパーニア(Georges d'Espagnat、1870年8月14日 - 1950年4月17日)はフランスの画家、イラストレーター、版画家である。

略歴

セーヌ=エ=マルヌ県ムランで生まれた。兄弟にイラストレーターのポール・デスパーニア(Paul d'Espagnat)がいる。パリ国立高等装飾美術学校パリ国立高等美術学校で学んだが、独立心が強く、ルーブル美術館などで、様々な画家の作品を模写して、自分のスタイルを作り上げた。商業美術や版画制作に才能を示し、「Le Courrier français」や「 La Critique」、「Le Rire」といった雑誌のイラストレーションの仕事をした。作家のレミ・ド・グールモンが編集した前衛版画雑誌『イマジエ(L'Ymagier)』に木版画を提供し、1922年版のグールモンの小説、『システィーヌ』の挿絵を描いた[1]

アンデパンダン展サロン・ドートンヌに出展し、1940年代にはサロン・ドートンヌの副会長を務めた[2]。多作な画家で1000点以上の作品を残した。

レジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲した。

1950年4月17日にパリの18区で亡くなった[3]

息子のベルナール・デスパーニア(Bernard d'Espagnat: 1921-2015)はテンプルトン賞を受賞した物理学者、哲学者である。

作品

  • 花と果物 (1907)
    花と果物 (1907)
  • 水浴
    水浴
  • 赤い岩(c.1901)
    赤い岩(c.1901)

脚注

  1. ^ « Espagnat, Georges d' », dans Janine Bailly-Herzberg, Dictionnaire de l'estampe en France (1830-1950), Paris, Arts et matiers du livre / Flammarion, 1985, p114.
  2. ^ ジョルジュ・デスパーニャ 西宮市大谷記念美術館 収蔵品データーベース
  3. ^ Archives de Paris 18e, acte de décès no 1298, année 1950 (page 10/20).

参考文献

  • René Édouard-Joseph, Dictionnaire biographique des artistes contemporains, tome 1, A-E, Art & Édition, 1930, p. 472-473 (avec reproduction des toiles Le Cavalier et Nu couché)
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