ケリー・ローランド

ケリー・ローランド
Kelly Rowland
基本情報
出生名 Kelendria Trene Rowland
生誕 (1981-02-11) 1981年2月11日(43歳)
アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ
出身地 テキサス州ヒューストン
ジャンル R&Bポップヒップホップダンスユーロダンスエレクトロ・ハウス
職業 シンガーソングライター女優、モデル、ダンサー司会者
活動期間 1990年 - 現在
レーベル Columbia (1997-2009年)
ユニバーサルモータウン (2010年-現在)
共同作業者 デスティニーズ・チャイルド、ネリー、デヴィッド・ゲッタタイニー・テンパー
公式サイト kellyrowland.com

ケリー・ローランド(Kelendria Trene "Kelly" Rowland, 1981年2月11日 - )は、アメリカ合衆国女性R&B歌手女優ダンサー、モデル。1990年後半から2000年前半にかけて世界的に大人気となったデスティニーズ・チャイルドのメンバーとして名声を得て、2002年からソロでも活動。2009年頃からは、ヨーロッパを中心に「エレクトロ・ハウスの新ディーヴァ」としても人気を博した[1]。女優としても『フレディVSジェイソン』に出演した[2]

ソロの経歴

2002年、ケリーはラッパーのネリーとコラボレーションしたシングル「ジレンマ」で全米チャート10週第1位の大ヒットを記録し、複数の国の音楽チャートでもナンバーワンを記録した。楽曲が収録された彼女の2003年のソロ・デビューアルバム『シンプリー・ディープ(英語版)』はBillboard 200で最高位15位、全米レコード協会からはゴールド・アルバムの認定を受けた。同様にUKアルバムチャートではプラチナム・セールスを記録した。続くシングル「ストール(英語版)」はUKシングルチャートで最高位2位を記録。このアルバムは全世界で250万枚を売り上げている[1][3]

2005年のデスティニーズ・チャイルドの解散後、2007年にリリースされたローランドのセカンド・アルバム『ミス・ケリー(英語版)』は、当初ファースト・アルバムほどの人気はなかったものの、シングルカットされた「ゲットー」「ワーク」などがヨーロッパ諸国で好評となり[独自研究?]、2008年のシングル「デイライト(英語版)」(ボビー・ウーマックのカバー曲)がクラブ・ヒットを博し、新装盤『ミス・ケリー』は全世界で120万枚を収める成功となった[1]

2009年には「プリーズ・ジェントル」がイタリアで大ヒットし、ヨーロッパのダンス・マーケットに参入。同年、ケリーはフランスのDJデヴィッド・ゲッタの「ラヴ・テイクス・オーヴァー(英語版)」にヴォーカルとして客演参加。この楽曲がヨーロッパ市場を中心に世界的大ヒットを記録したことにより、ケリーにはヨーロッパを中心に「エレクトロ・ハウスの新ディーヴァ」という新たなイメージが生まれた[1]

2010年に入り、ケリーはエレクトロ・ダンス路線の「コマンダー」や、R&B基調の「モチベーション」をリリースし、それらが収録されたサード・アルバムの『ヒア・アイ・アム(英語版)』を2011年に発売した[1]。2013年には、4thアルバムの『トーク・ア・グッド・ゲイム(英語版)』を発売し、シングルの「キッシズ・ダウン・ロウ」、「ダーティ・ランドリー」がヒットした。2014年5月にマネージャーと結婚[要出典]同年11月に男児を出産した[要出典]

今日までに、ケリーはソロキャリアにおいてUKシングルチャートにてトップ20に11曲を送り込み、また2曲のナンバーワンヒットを含め、7曲のトップ10ヒットを持っている。加えて、ケリーはこれまでに世界で400万枚のアルバムと、1700万ユニットのシングルを売り上げている。

ディスコグラフィ

詳細は「ケリー・ローランドの作品」を参照
  • シンプリー・ディープ(英語版)(2002年)
  • ミス・ケリー(英語版)(2007年)
  • ヒア・アイ・アム(英語版)(2011年)
  • トーク・ア・グッド・ゲイム(英語版)(2013年)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e ヒア 2011
  2. ^ ケリー・ローランド、映画『Freddy Vs. Jason』で悲鳴に苦心する | BARKS
  3. ^ “Music World/Columbia Records Announce the Release of Ms. Kelly”. PR Newswire. ADVFN (2007年3月10日). 2009年5月31日閲覧。

参考文献

  • シンプリー・ディープ (ライナーノーツ). ケリー・ローランド. ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル. 2002.
  • ミス・ケリー (ライナーノーツ). ケリー・ローランド. ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル. 2007.
  • ヒア・アイ・アム (ライナーノーツ). ケリー・ローランド. ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル. 2011.

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、ケリー・ローランドに関するカテゴリがあります。
  • 公式ウェブサイト
  • ケリー・ローランド - IMDb(英語)
ケリー・ローランド
スタジオ・アルバムと
そのシングル
シンプリー・ディープ
  • 「ジレンマ」
  • 「ストール」
  • 「キャント・ノーバディ」
  • 「トレイン・オン・ア・トラック」
ミス・ケリー
  • 「ライク・ディス」
  • 「ゲットー」
  • 「ワーク」
ヒア・アイ・アム
  • 「コマンダー」
  • 「ローズ・カラード・グラッセズ」
  • 「フォーエバー・アンド・ア・デイ」
  • 「モチベーション」
  • 「レイ・イット・オン・ミー」
  • 「ダウン・フォー・ホワットエヴァー」
トーク・ア・グッド・ゲイム
  • 「キッシズ・ダウン・ロウ」
  • 「ダーティー・ランドリー」
編集・企画アルバム
  • 『シンプリー・ディープ/ミス・ケリー:デラックス・エディション』
  • 『ワーク:ザ・ベスト・オブ・ケリー・ローランド』
  • 『プレイリスト:ザ・ベリー・ベスト・オブ・ケリー・ローランド』
EP
そのシングル
ミス・ケリー:ディーヴァ・デラックス
  • 「デイライト」
ミス・ケリー・デラックス・デジタルEP
  • なし
アルバム未収録シングル
  • 「グロウン・ウーマン」
  • 「アイス」
フィーチャリング・シングル
(括弧内は共演者と収録アルバム)
  • 「Separated (Remix)」(アヴァーント)
  • 「Une femme en prison」(ストーミー・バグジー『4ème Round』)
  • 「Here We Go」(トリーナ『 Life』)
  • 「No Future in the Past」(ナディヤ『Électron Libre』)
  • 「Breathe Gentle」(ティツィアーノ・フェロ『Alla Mia Età』)
  • 「When Love Takes Over」(デヴィッド・ゲッタ『One Love』)
  • 「Invincible」(タイニー・テンパー『Disc-Overy』)
  • 「What a Feeling」(アレックス・ガウディーノ『Doctor Love』)
  • 「Gone」(ネリー『5.0』)
  • 「Favor」(ロニー・ビリアル『The Love Train』)
  • 「Boo Thang」(ヴァース・シモンズ『Sextape Chronicles 2』)
  • 「How Deep Is Your Love」(ショーン・ポール『 Tomahawk Technique』)
  • 「Representin」(リュダクリス)
  • 「Mama Told Me」(ビッグ・ボーイ『Vicious Lies and Dangerous Rumors』)
  • 「Neva End (Remix)」(フューチャー『Pluto 3D』)
  • 「Without Me」(ファンタジア・バリノ『Side Effects of You』)
  • 「One Life」(Madeon『Icon』)
  • 「Let Me Love You」(プシャ・T『My Name Is My Name』)
  • 「Love & Sex, Pt. 2」(ジョー『Bridges』)
  • 「Say Yes」(ミシェル・ウィリアムズ『Journey to Freedom』)
  • 「I Know What You Did Last Summer」(ジェイコブ・ホワイトサイズ)
  • 「Get It」(バスタ・ライムス)
プロモーション・シングル
  • 「Separated (Remix)」
  • 「Make U Wanna Stay」(『シンプリー・ディープ International edition』のボーナストラック)
  • 「Everywhere You Go」
  • 「Haters」
  • 「Here We Go Again」
  • 「Summer Dreaming 2012」
  • 「Gimme Love」
チャリティー・シングル
  • 「This Is for My Girls」
その他チャート曲
(括弧内は収録アルバム)
  • 「Unity」(『ミス・ケリー:ディーヴァ・デラックス』)
  • 「Castle Made of Sand」(ピットブル『Planet Pit』)
  • 「You Changed」(『トーク・ア・グッド・ゲイム』)
  • 「That High」(ピットブル『Meltdown (EP)』)
サウンドトラック
ビデオ
  • 『BET プレゼンツ・ケリー・ローランド』
  • 『セクシー・アブズ・ウィズ・ケリー・ローランド』
  • 『セクシー・アブズ・カルディオ・スクラプト・ウィズ・ケリーローランド』
コンサートツアー
  • 『シンプリー・ディープ・ツアー』
  • 『ミス・ケリー・ツアー』
  • 『ライツ・アウト・ツアー』
関連項目
  • カテゴリ カテゴリ
旧メンバー
  • ラターヴィア
  • ラトーヤ
  • ファラ
  • スタジオ・アルバムと
    そのシングル
    デスティニーズ・チャイルド
    • 「ノー・ノー・ノー」
    • 「ウィズ・ミー」
    ライティングズ・オン・ザ・ウォール
    • 「ゲット・オン・ザ・バス」
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    • 「ケーター・2・U」
    編集・企画アルバムと
    そのシングル
    8デイズ・オブ・クリスマス
    • 「8デイズ・オブ・クリスマス」
    • 「赤鼻のトナカイ」
    ディス・イズ・ザ・リミックス
    • なし
    #1's
    マシュー・ノウルズ・アンド・ミュージック・ワールド プレゼント vol.1:ラヴ・デスティニー
    • なし
    プレイリスト:ザ・ベリーベスト・オブ・デスティニーチャイルド
    • なし
    ラヴ・ソングス
    • なし
    EPレコード
    • ラヴ:デスティニー
    フィーチャリング参加
    括弧内は共演者と収録アルバム。★はシングルあり
    • 「キャント・ストップ」★(Lil' O『Blood Money』)
    • 「ジャスト・ビー・ストレート・ウィズ・ミー」★(Silkk the Shocker『Charge It 2 da Game』)
    • 「シーズ・ゴーン」★(マシュー・マースデン『Say Who』)
    • 「ウーマン・イン・ミー」(ジェシカ・シンプソン『Sweet Kisses』)
    • 「サグ・ラヴ」★(50セント『Power of the Dollar』)
    • 「グッド・トゥー・ミー」(メアリー・メアリー『Thankful』)
    • 「ドゥ・イット・アゲイン」キャムロン『 S.D.E.』)
    • 「ホワッツ・ゴーイン・オン」(オールスター・トリビュート)
    • 「ザ・ガール・イズ・マイン」★(99 Souls、ブランディ)
    サウンドトラック参加
    • 「キリング・タイム」(『メン・イン・ブラック』)
    • 「ワンス・ア・フール」(『NFL James '98』)
    • 「ゲット・オン・ザ・バス」(『ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ』)
    • 「ノー・モア・レイニー・デイズ」(『 The PJs』)
    • 「スティミュレイト・ミー」(『エディ&マーティンの逃走人生』)
    • 「パーフェクト・マン」(『ロミオ・マスト・ダイ』)
    • 「ビッグ・ママのテーマ」(『ビッグママ・ハウス』)
    • 「インディペンデント・ウーマン パート1」(『チャーリーズ・エンジェル』)
    • 「ドット」(『チャーリーズ・エンジェル』)
    • 「サヴァイヴァー (延長リミックス feat. Da Brat)」(『カルメン:ア・ヒップ・ホペラ』)
    • ブーティリシャス (ロックワイルダー・リミックス feat. ミッシー・エリオット)」(『カルメン:ア・ヒップ・ホペラ』)
    • 「アイ・ノウ」(『ファイティング・テンプテーション』)
    ビデオ
    • 『プラチナムズ・オン・ウォール』
    • 『ワールド・ツアー』
    • 『ライヴ・イン・アトランタ』
    • 『ヴィデオ・アンソロジー』
    コンサートツアー
    • 「1999 ヨーロピアン・ツアー」
    • 「トータル・リクエスト・ライヴ・ツアー」
    • 「2002 ワールド・ツアー」
    • 「デスティニー・フルフィルド…アンド・ラヴィン・イット」
    関連項目
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