グルトップ

グルトップ(Gulltoppr)は、北欧神話に登場するである。その名前は「金色の前髪を持つもの」の意味を持つ[1]

古エッダ』の『グリームニルの言葉』第30節に、アース神族が跨って毎日ユグドラシルの元に出向く馬が列挙されており、グルトップがその1頭として挙げられている[2]

スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』27節において、グルトップが神ヘイムダルの馬であると言われている[3]。同49節では、神バルドルの火葬の場にヘイムダルがグルトップで出向く様子が語られている[4]

脚注

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  1. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』60頁。
  2. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』55頁。
  3. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』247頁。
  4. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』272頁。

参考文献

  • V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。

関連項目

神々
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アース神族
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ミョルニルを象ったペンダント スウェーデンのスコーネ、1877年
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