グルジア空軍

ジョージア空軍旗

ジョージア空軍ジョージア語: საქართველოს სამხედრო-საჰაერო ძალები)は、かつてジョージア軍に存在した空軍組織。Mi-8などのヘリコプターの他、Su-25各型を保有した。その他、輸送機のAn-2や練習機攻撃機のL-29も保有した。また、防空ミサイル部隊も空軍の管轄にあった。

沿革

ジョージアに航空部隊の設立が宣言されたのは1992年1月1日のことである[1]。このときの部隊は航空部隊と防空部隊から構成されていた。1995年頃には人員が1,000名程度まで拡大され、1998年に部隊の再編成により空軍が設立された。旧ソ連時代よりSu-25がトビリシで生産されていたこともあり、それを主力機として運用していた。

2010年の組織再編で、陸軍に編入されたが、2016年に空軍として独立した。

組織

ジョージア空軍の国籍マーク
ジョージア空軍所属のSu-25
ジョージア空軍所属のMi-24ハインド
ジョージア空軍所属のMi-8ヒップ

空軍司令部

  • 主指揮センター
  • 中央指揮所
  • 地域司令センター
  • 航空隊基地
  • ヘリ航空群
  • 独立ヘリ群(Mi-8、Mi-14)
  • 独立ヘリ飛行隊(Mi-24)
  • 独立ヘリ飛行隊(UH-1H)
  • 部隊防護・支援中隊
  • 運用支援中隊
  • 防空第1基地
  • 防空第2基地
  • 航空弾薬基地
  • 航空技術基地
  • 空軍訓練センター
  • 航空医学研究所

航空機

戦闘機は有しておらず、Mi-8等のヘリコプターの他、Su-25各型を保有している。その他には、輸送機連絡機のAn-2や練習機攻撃機のL-29を保有。また、防空ミサイル部隊も空軍の管轄にある。

攻撃機

  • Su-25 - 9機

軽攻撃機・練習機

  • L-39 - 6機

無人偵察機

連絡機

  • An-2 - 5機

回転翼機

  • Mi-24 - 8機
  • Mi-2攻撃型 - 7機
  • UH-1H - 8機
  • Mi-8 - 18機
  • Mi-14 - 2機

防空火器・ミサイル

脚注

  1. ^ http://www.mod.gov.ge/2007/downloads/Defence_Today-N3(www_mod_gov_ge).pdf

外部リンク

  • グルジア共和国国防省公式サイト (グルジア語) / (英語)