クロスサイトトレーシング

クロスサイトトレーシング (cross-site tracing, XST[1]) は、webセキュリティにおいてHTTP TRACEメソッドを悪用するネットワーク・セキュリティ脆弱性である。

概要

XSTスクリプトは、ActiveX、Flash、またはHTTP TRACE要求の実行を可能にするその他のコントロールを悪用する。HTTP TRACE応答には、認証データとHTTP Cookieの内容を含むすべてのHTTPヘッダーが含まれ、これらはスクリプトで使用することができる。 このエクスプロイトは、Webブラウザのクロスドメインアクセスの欠陥と組み合わせて、SSLを利用しているWebサイトを含む任意のWebサイトのキャッシュされた資格情報を収集することができる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ https://www.cgisecurity.com/whitehat-mirror/WH-WhitePaper_XST_ebook.pdf

外部リンク

  • Cross-site tracing on use Perl.
  • Vulnerability Note VU#867593 - Multiple vendors' web servers enable HTTP TRACE method by default
  • WhiteHat Security - Whitepaper - Cross-Site Tracing (XST)

参考資料

クロスサイト攻撃
インジェクション攻撃 (CWE-74)
スプーフィング攻撃
セッションハイジャック関連
DoS攻撃
  • Land攻撃
  • クリアチャネル評価攻撃(英語版)
サイドチャネル攻撃
  • コールドブート攻撃(英語版)
  • Meltdown
  • Spectre
  • Lazy FP state restore(英語版)
  • TLBleed(英語版)
不適切な入力確認 (CWE-20)
未分類
対策
関連項目