オーストラリア連邦議事堂

オーストラリア連邦議事堂
Parliament House, Australia
地図
概要
所在地 オーストラリアの旗 オーストラリア キャンベラ
座標 南緯35度18分29秒 東経149度07分28秒 / 南緯35.30806度 東経149.12444度 / -35.30806; 149.12444座標: 南緯35度18分29秒 東経149度07分28秒 / 南緯35.30806度 東経149.12444度 / -35.30806; 149.12444
完成 1988年
技術的詳細
階数 3階
床面積 25万㎡
設計・建設
建築家 ロマルド・ジョゴラ
ウェブサイト
www.aph.gov.au
脚注
[1]
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オーストラリア連邦議事堂(オーストラリアれんぽうぎじどう)は、オーストラリア連邦議会の議事堂。首都キャンベラにある。

概要

老朽化した旧連邦議事堂の代替として1988年の「オーストラリア入植200周年」に合わせて建設された。設計はイタリア人建築家ロマルド・ジョゴラ。旧議事堂は保存され博物館として公開されている。

建設地は「キャピタルヒル」と呼ばれる丘で、キャンベラの都市景観を構成する重要なランドマークであった。このため議事堂は地下に建設され、地形の変化を最小限にとどめた。中央部に高さ81mのフラッグポールがある。

議事堂は一辺が300mの正方形である。三重の外周道路に囲まれており、内側から正方形、円形、円形である。外側の円形道路の円周は3kmである。円形道路はラウンドアバウトであり一方通行となっているが、信号機が設置されている。

オーストラリア連邦議会はイギリスのウェストミンスター・システムをモデルとしており、議場はイギリス議会と同様に赤(上院)と緑(下院)の内装となっている。赤はアウトバックの土の色に似せて茶褐色、緑はユーカリの葉の色に似せて灰色に近い。

一般的に議事堂と議員事務棟(日本では議員会館)は別々の建物となることが多いが、オーストラリア連邦議事堂はセキュリティ上の観点から一体的に整備された。このため部屋数は4,700に達する世界有数の大規模な議事堂となっている。オーストラリア首相を初め閣僚のオフィスもあり、記者会見はオフィス入口のドアの前で行うのが慣例となっている。

  • 上院
    上院
  • 下院
    下院
  • エントランス
    エントランス
  • フラッグポール
    フラッグポール

脚注

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  1. ^ “Australia's Parliament House | Learning | Parliamentary Education Office (parliament,house,building,australia's,capital)”. www.peo.gov.au. 2019年9月13日閲覧。

関連項目

大陸部
ポリネシア
国家
海外領土・自治領等
  • アメリカ領サモア
  • ウォリス・フツナ
  • トケラウ
  • ピトケアン諸島
  • フランス領ポリネシア
  • 合衆国領有小離島 (ミッドウェー島、ジョンストン島、キングマン・リーフ、ジャーヴィス島、ベーカー島、ハウランド島)
他地域に本土がある国の離島
  • ハワイ州
  • イースター島
  • 合衆国領有小離島 (パルミラ環礁)
  • サラ・イ・ゴメス島
ミクロネシア
国家
  • キリバス2
  • ナウル
  • パラオ
  • マーシャル諸島
  • ミクロネシア連邦
海外領土・自治領等
  • 北マリアナ諸島
  • グアム
  • 合衆国領有小離島 (ウェーク島)
他地域に本土がある国の離島
  • 小笠原諸島1
メラネシア
国家
  • ソロモン諸島
  • バヌアツ
  • パプアニューギニア
  • フィジー
海外領土・自治領等
  • ニューカレドニア
  • ノーフォーク島
他地域に本土がある国の離島
  • イリアンジャヤ (ニューギニア島の西半分)
  • モルッカ諸島
パプアニューギニアの自治州
  • ブーゲンビル島
インド洋
オーストラリアの特別地域
  • クリスマス島1
  • ココス諸島1
  • アシュモア・カルティエ諸島
  • ハード島とマクドナルド諸島
太平洋(その他)
  • コーラル・シー諸島
南極周辺の島
  • マッコーリー島
  • アンティポディーズ諸島
  • オークランド諸島
  • キャンベル島
  • スネアーズ諸島
  • バウンティ諸島
各列内は五十音順。オーストララシアという区分もある。
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