ウッダーラカ・アールニ

インド哲学 - インド発祥の宗教
ヒンドゥー教
基本教義
修行・礼拝
  • ヨーガ
  • バジャン(英語版)
  • 苦行護摩
  • ヤジニャ(英語版)
  • バクティ(英語版)
一覧
寺院の一覧遺跡の一覧
  • ヒンドゥー教の祭の一覧(英語版)
  • ヒンドゥー教徒の国別人口(英語版)
  • ヒンドゥー教用語の一覧(英語版)
  • ポータルポータル

ウッダーラカ・アールニ: Uddālaka Āruṇi)は、紀元前8世紀のインドの哲学者。ヤージュニャヴァルキヤとならび、初期のウパニシャッドに登場する古代インド最大の哲人のひとり。ヤージュニャヴァルキヤの師と伝わる。生没年不詳。

概略

ウッダーラカ・アールニの思想は「(う)の哲学」として著名であり、『サーマ・ヴェーダ』の奥義書『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』の6章に、わが子シュヴェータケートゥへ向けたメッセージというかたちで記載された教えが特に知られている。

それによれば、宇宙のはじまりは当初「有」のみであったが、「有」は食物を創造し、そのなかへアートマン(真我)として入り込み、3者を混合して名称 nāma および形態 rūpa となって運動を繰り広げることとなった。人の死は、このプロセスを逆にたどって「有」に帰ることであるとした。後世の思想家にきわめて大きな影響と問題意識をのこし、仏教における「」の思想もウッダーラカ・アールニの思想から多大の示唆を得ている。[要出典]

参考文献

  • 辛島昇・前田専学・江島惠教ら監修『南アジアを知る事典』平凡社、1992.10、ISBN 4-582-12634-0
  • Books Esoterica 第12号『ヒンドゥー教の本』学習研究社、1995.5、T1066951231206

関連項目

外部リンク

基本教義
宗派
人物
哲学
聖典
ヴェーダ
分類
ウパニシャッド
ウパヴェーダ
ヴェーダーンガ

シクシャー - カルパ - ヴィヤーカラナ - ニルクタ - チャンダス - ジヨーティシャ

その他
プラーナ文献
法典・律法経
神々・英雄
デーヴァ
(男性神)
トリムルティ
デーヴィー
(女性神)
トリデーヴィー
マハーヴィディヤー

アディ・パラシャクティ - サティー - ドゥルガー - シャクティ - シーター - ラーダー - 他

リシ
サプタルシ

マリーチ - アトリ - アンギラス - ブリグ - ガウタマなど

修行法
地域
社会・生活
文化・芸術
  • ポータル ポータル
  • カテゴリ カテゴリ